2010年06月21日

iPadのCMコンセプト・・・「多様性」の疑問

最近iPadのCMをみることが多くなった。僕程度のTV視聴者が、結構な回数で見ているのでかなりのボリュームを流していると考えられる。

 CMは、iPadはいろいろなことが出来ますよ、というトーンのなかなか楽しいものに仕上がっている。映像も鮮明で(いまどきは当然か)、また、CMの命であるナレーションもわかりやすい。全体的に優れた、楽しいCMだといえる。

 ただ優れたCMが「売れる」CMとは言えない。僕だけの感想なのでもちろん一般化できないが、今回のiPadのCMは、どちらかと言えば「売れる」CMではなく、「優れたCM」に入ると思う。

 アップルの広告戦略が広告のどこにポイントを置いているか、またターゲットをどの層に置いているかはわからないが、全く新しいカテゴリーに入るiPadが、「何でも出来る」製品として訴求しているのは、ちょっとポイントがズレているような気がする。

 いわば「多様性」をポイントに置いているわけだが、広告で訴求がいちばん難しいのがこの「多様性」である。何でも出来ますは、何にも出来ない、というように捉える消費者がいるからだ。まして新しいカテゴリーの製品である。

 現時点で、とりあえずTVCMの役割として、楽しさ、何でも出来る革命性を訴求すると言う風に割り切って考えれば、もちろん優れた、洗練されたものに出来あがっていることは前述の通りである。

 ただ今後も「多様性」で訴求するとしたら、若干疑問だと思う。新しい製品が何なのか、何が出来るのかを、ポイントを絞って訴求した方が新しいカテゴリーのTVCMとしてはベターだと思う。

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posted by 阿Q at 00:34| Comment(1) | TrackBack(0) | CF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
iPadのCMコンセプト・・・「多様性」の疑問: 阿QのBook Review
Posted by gucci カバン at 2013年07月21日 17:31
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